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2015年9月

2015年9月15日 (火)

自立を阻む常識感

もう少し、常識について考察しますと・・。

常識も例えば歴史学では、新しい資料の発見で覆されたり、宇宙工学でも新たな仮説が日々提唱されたり、医学でもあたらしい遺伝子の発見や研究データ等の精査によって大きく見直されたりしています。つまりあらゆる分野で常識といわれるものであっても、仮説の一部であることも多く、絶対ではない、間違える事もあるということです

現代は少子高齢化社会を向かえ、近い将来、病院でのベッド確保数が危惧される医療危機ともいわれ、国の税負担で最も高い割合を占める医療費、そして多岐に渡る介護問題等も表面化し、日に日に健康への関心、老後の不安等が高まりつつあります

こうした中、情報化社会のおかげで健康や医療、介護に関する報道や情報がインターネット、テレビ、新聞など連日メディアで取り上げられ、広く一般の方も簡単に知識を手に入れることが可能となりました。

巷に氾濫している健康常識も、前述の通り、報道する側も限定的な研究者や専門家、企業等の情報を紹介しているわけで、後に「違う」ということが判明し、一部の専門家ではそれが「常識」となっていても、世間では非常識になっていることもめずらしくありません。

 

「違った」という結果は、面白みにかけますし、誰も得をする方はいないから、なかなか世間には浸透しないのでしょう。

エクササイズも、栄養療法も、他あらゆる健康法も個々の体質、既往歴、食生活、ストレス、身体バランスなどによって選択肢は自ずと変わってくるはずです。

また、栄養学や生理学、解剖学、病理学、等の基礎的知識が無いと本当に巷で言われている健康法やサプリメントが効果的なのか本来なら判断に窮する筈ではないでしょうか。どこからの情報源でもあまりにも安易に鵜呑みにしている傾向にあるのは気がかりです・・。

例えば健康食品や美容品等、ダイエット器具などあまりにも、「身体に良い!」「美容に効果的!」と言われる商品も多く、一体どれが「自分の体質、症状にあうのか」判断しにくく、ある意味情報が氾濫していると言えます。

つまり多くの医療や介護に関わる情報も、多様に拡散しているようで、実は情報提供者側が限定された業界の為、内容も限定的で選択肢が画一的になっています。そしてそれらが常識となりつつあります・・・。

結果、選択肢は一見増えているように見える。←が、実は限定的な分野も多い。

そして問題は、仮に選択肢が表面上増えていても、根強い常識感とそこからくる不安感により⇒思考も停止気味になり、思考の選択肢は狭まってしまっている。        ・・・といえます。

世間に浸透した常識に縛られると・・

          ↓

        不安感の増大

          ↓

思考の選択肢が狭まる

                  ↓

依存心が強くなる

     ↓

自立が養われない

という結果に繋がります。自立は結婚や経済的自立のことではなく精神的自立のことです。例えば子育てが終ると急に無気力になる、自分の意見を持たない、不安を回避するために無関心になる、周りに嫌われないように生きる、等です。

そう考えると自立とは自分の人生をコントールすること、ともいえます。

常識への依存はそもそも失敗する事を極力避ける、という発想にあります。

失敗から得るもの、逆境から学ぶ事、それらの価値は測りしれません。窮すれば通ず、禍福は糾える縄の如しと言いますが、それこそが本来人生の醍醐味であり、その発想があるからこそチャレンジ精神や意欲、開拓心もわき起こってくるのでしょう。

改めて今回の世界陸上を見て、世界のトップアスリート達はその競技のみならず平素から自分の人生を自信を持って学び、コントロールしている自立心があるからこそ結果を出せるのだということが大変勉強になりました。

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2015年9月 4日 (金)

常識とは

皆様こんにちは!院長の佐々木です。
前回の続きとなります。

そもそも、日本人の価値観、思考に大きく影響を及ぼしている「常識」って何でしょうか。

人生は進学、仕事、転職、結婚、住居、冠婚葬祭全般何かを選択する連続です。その選択基準としてできるだけ失敗しないように、と先人達が体験的に残してきた社会通念といえます。

それはいいのですが情報化社会となった今、~すると良い、~だと安心、といったように例えば健康や医療関連がわかりやすいのですがそのような不確定な情報が氾濫していて、余計迷いや恐れが増長される。その確定する基準になるとどうしても医者からの情報、国からの情報が正しいはずだと思いこんでしまうのは無理もありません。

その為、ある意味思考停止になり非常に選択肢も限られます。大概の病気はこういう薬を飲んで様子を見るとか、ストレスをためず品目を増やした食事を摂るとか適度な運動をするとか・・・結局解答はそのパターンですねどれも。

調べてみるアイテムとしてテレビやインターネットはただですぐに手にはいるのでとても便利なのですが、あたかもそこに掲載されたり報道される情報がすべて、という流れになっているように思えてなりません。そしてそれが常識になってしまっている。

また、教育や躾といった場面では、やはりどうしても学歴社会が根底に根強くある発想のため、小さい頃から塾にいかせる、英語を習わせる、習い事のオンパレード。最終的に就職に影響するからできるだけ偏差値高め安定を親がのぞむのですね。その流れに乗れないとあたかも負け組み、人生お先真っ暗になってしまうという恐れが根底にあるからでしょう。子供の頃別に今勉強しなくても人生には何の影響もない人だってたくさんいるのに、今でしょ!っていうのが常套句になっちゃった。

塾もあおる、教育界もあおる、先生達もあおる、マスコミも勿論あおる、それに躍らされる親達ものぞむ、という図式が常識となっていますね。そうじゃない生き方なんていくらでもあるのに、恐れから望んでしまうのですね。煽る側はみんな商売なんですね。
サプリメントも美容品もその業界全般もみんな焦らせ、煽る商法。それを飲むと健康になれる、綺麗になれるみたいな。

マスコミを筆頭にどれも恐れを植えつけて煽って買わせる商法。
それらを楽しんでいれば良いんですけど、簡単にてにはいる情報は実は肝心の部分ではかなり限定的でかつ怪しい。

その為本当の意味で安心を得られているのではなく余計恐れを増長させているわけです。日本は常識にとかくとらわれる国民性を育んでおり、恐れを軽減させる為に情報や常識に依存してしまっているのです。

信仰心がないから現実的に見える常識や情報に依存するのか、それらに依存しているから信仰心がないのか。人類の歴史において爆発的に宗教が広まったのはそれだけ人類が弱く恐れや不安を抱いていて、心の平安が欲しくて信仰を始めたのは紛れもない事実です。日本の戦国時代、殺し合いの中、宗教勢力はとても力を持っていたし、キリスト教もひろがったり、茶道が文化になったりした事がその証拠です。

現代、一時的に盆暮れやクリスマスで信仰的な行動をとりますが、あれは表面的顕在意識の部分であり、熱心な信者さんでない限り、根強く深層意識で信仰心を持っているわけでは無いと思います。では何に依存するか、常識や情報に必然的になる。

しかし、常識は前述の通り、失敗しないための行動学、思考であり安全パイの選択であり、簡易に手にする情報は余計不安にさせるものですから、他国に比べ、日本人は不安感が強く、結果未知の領域や未体験、常識はずれな状況、非日常な事が起こることに精神が乱されやすく、心の平安を持ちにくく、結果、孤独感が強かったりおきもしないことをやたら恐れたり、老後や死を恐れたり、そもそも自信が育まれなくなっているのではないでしょうか。

本当の教育は、恐れの感情を増長させることではなく自信を持たせることのはず。今の子供達や若者が夢を持てなかったり、欲がなかったり、自信を持ちづらいのは、このような日本の常識感、怪しい情報化社会、教育、マスコミが関係しているといえるでしょう。そして深層意識に根付いたそれの感情を克服するにはまずこの仕組みを知ることから始まる。お話は続きます。

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2015年9月 3日 (木)

日本人の壁

皆様こんにちは!院長の佐々木です。
前回のお話の続きです。

日本人の壁として立ちはだかる恐れ。人は何故不安になるのでしょう。

繰り返しますが、この不安感や恐れは、交感神経を優位にし、呼吸を乱し、酸性にし、アドレナリンやステロイドホルモン、顆粒球の分泌促進、血管収縮、筋緊張などから結果として我々の日常にも大きく影響し、筋肉のコリ、関節や神経、リンパの炎症、不眠、高血圧、糖尿病、更に難病などあらゆる愁訴にダイレクトに反映させてしまう。

例えば普段何かに集中しているとき、楽しい事を考えているときは良いのですが、ふと何も考えていない状態や、寝つけないとき等深層意識から沸きあがってくる感情はほっとくと大抵はネガティブな感情です。不快な経験を思い出してイライラしたり、~だったどうしよう、と必要以上に不安になったり、一度体験した恐れの感情を大きく膨らませてしまったり・・・普段意識をしていなくても突然沸き起こってくる感情で、多くの方が漠然と恐怖心や大きな不安感を抱いているはずです。

誰しも抱える人間関係の悩みは実は根本にこの恐れが深く根付いている事が原因なのかもしれません。
認めて欲しい←認められなかったら切ない、悔しい
理解して欲しい←理解されなかったらその先は孤独になる、等。

深層意識に根付いた恐れは、実は大脳旧皮質として記憶され、太古の時代からの外的からの防衛、戦闘意識、環境の変化に対する危機意識として遺伝的に根付いています。また、この世に生を受けた後の後天的に体験した自身の経験もミックスされています。
その為この深層意識の恐れや不安は人類共通の感情とも言えます。少し安心できますね(笑)。

その為、人は何かにすがりたかったり安心したくて、太古から宗教心、信仰心を育んできて、様々な宗教も爆発的に広がっていきました。
勿論日本にも様々な宗教が伝来し、また沢山の信仰心を持った方達がいるのですが、世界的に見てどうでしょうか。

日本独自の宗教感や、明治以降、福沢諭吉の影響や更に戦後日本の教育政策や、文化歴史的背景によって、信仰心が薄れてきて、そのかわりすがるものと言ったら簡単に手に入る「情報」や常識と言ったものが主流を占めるようになってしまいました。

その結果自立心や冒険心、欲といったものが希薄で依存心、世間の目、常識感が育ってしまいました。ですから自信や幸福感も他国民に比較して少ない国民になってしまったと言えます。その延長線上が今回の世界陸上での日本選手のパフォーマンスに影響を及ぼしているのではないでしょうか。恐れを増長させる常識感や躾、またマスコミや企業等の商法、広報戦略等についてお話は次回以降更に続きます。

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2015年9月 1日 (火)

世界陸上にて思う

皆様こんにちは!院長の佐々木です。
1週間に及んだ世界陸上楽しかったですね~。

やはり世界のトップアスリート、本番に強い!日本の選手も精一杯頑張っていましたが、今回は少し残念な結果でしたね。

その中で女子1600mリレー、決勝進出には及ばなかったものの日本記録、がんばりました、このような世界大会で記録更新は素晴らしい。男子競歩の銅メダルや入賞も素晴らしい活躍でした。

一方で多くの日本人選手が、自己記録には及ばず、調整の失敗や寸前で痛めていた箇所に違和感再発、という現象もあり、残念な結果に終っていました。

それを考えると本当に凄いと思うのは、以前200mの末續選手や400mの高野選手、400m障害の為末選手、マラソンの谷口選手、高橋選手や野口選手等等が如何に凄い快挙だったか今となっては感じます。

個々の種目の記録は総じて伸びているが、世界の記録、決勝へ残れるタイムなどそれ以上に進化していると言う事でしょう。中、長距離、マラソンはほんと難しくなってしまいましたね。
せめて勝負できないまでも自己記録やナショナル記録、それに近い記録で目一杯奮闘して欲しい。

調整力や違和感の再発?は実はメンタルの問題だと思います。未知な領域での未体験によって必要以上にアドレナリンが分泌、血圧や心肺上昇、過度な交感神経有意状態による過緊張、が起こり、うまくパフォーマンスにつなげるイメージが具体的に沸かなかったのだとおみます。

これは我々日常生活にも影響する深層意識が影響していそうです。これは日本人独特の常識感や国民性が壁として阻んでいるのではないかと思います。こちらの見解は何回かに分けてご紹介していきたいと思います。 

きっと道は開ける。
がんばれニッポン!

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