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2023年6月

2023年6月18日 (日)

脾経 Ⅱ

ストレスが持続することで、身体の恒常性(ホメオスタシス)が保てなくなってきます。具体的には自律神経系の均衡が崩れて、交感神経優位状態が続いてしまいます。また、内分泌系にも影響が出てきます。身体内で活性酸素が発生、周辺の細胞を傷つけて各所で炎症が発生します。通常はそうなると、内分泌系であるステロイドホルモンが分泌されて炎症を抑えたり、低血糖になった後、血糖値を上昇させてたりします。

つまりステロイドホルモンはストレス下で発動しますが、血糖値の変動はストレス時のみならず、当然、糖質過剰、継続摂取等食生活の偏りでも分泌が続きます。

このステロイドホルモンは諸刃の剣で、炎症抑制や血糖コントロール機能を有しているものの、リンパ節を萎縮させ、リンパ球の働きを抑えることにもなります。

薬剤のステロイドも同様ですが、一時的な炎症抑制効果なら素晴らしい力を発揮しますが、継続作用は根本的に免疫力が低下してしまうのです。

日頃からストレスがある中で、糖質を継続、過剰摂取し続けていると、脾臓やステロイドホルモンを分泌する副腎という臓器がダメージを受けて、自己免疫性疾患、関節炎等の発症リスクが高まります。

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2023年6月11日 (日)

脾経

前回の投稿からしばらく空いてしまいました。

季節は入梅、梅雨の季節に入りました。湿気でムシムシしますね。でも、必ず冷え込む日も訪れます。そんな時、体調を崩してしまいがちです。

風邪をひいたり、それがきっかけで免疫系トラブルとなり、関節炎だったり帯状疱疹だったり、リウマチに罹患してしまいます。風邪は万病のもと、というのは本当に事実です。

ウイルスの侵入でリンパ系が炎症を起こしたり、そこから更にリンパ浮腫、膝に水が溜まる、鼠径部痛、変形性関節症等に派生してしまいやすいのも今の時期です。

もともと甘党の方、アイスや果物等例え少量でも日々摂取している方もリンパ系に問題が生じるので、余計にこの時期は気をつける必要があります。

脾臓はリンパを生成する臓器の為、上記リンパ系トラブルは脾臓の炎症や機能不全とも言えます。脾が病まないと病気にならないと言われるくらい東洋医学では特に脾経を重要視しています。

現代医学では成人したら脾臓はほとんど働かない、と捉える西洋医学との一番の相違点は脾臓への重きの置き方と思います。

脾臓は甘い物、糖の過剰摂取が大きく影響を及ぼすとも考えられていて、現代医学でもこれは十分に説明できますが、言い換えればリンパ系に影響するとも言えますので、自己免疫性疾患、ガン等は糖の影響が実は非常に大きいという観点が、現代医学ではまだまだ認識が足りていない状況です。病気の根源を遺伝子解明に労力をつぎ込む昨今ではありますが、糖の摂取量をコントロールすることが先決なのに・・と感じています。

脾経への言及は続きます。

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